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劔岳を眺望する中山に登りました
2024年11月9日、剱岳を眺める山として有名な富山県にある中山に初めて上って来ました。長男が帰省する機会を利用して中山登山を計画した。次男が以前、富山県上市町馬場島(ばんばじま)にある早月尾根登山口から剱岳登山をした事が有り、同じ馬場島に中山への登山口が有ることを知っていた。当日の午前5時に自宅を出発し、次男が車を運転し、馬場島キャンプ場の駐車場には午前6時30分に到着した。
前の週に積雪があり、登山当日は快晴であり、今回は素晴らしい登山となった。2024年は7月に2回の唐松岳登山を計画したが、計画した2回とも登山は雨で中止した。また、10月11日に唐松岳登山を実施したが、八方池を通過後、途中の丸山(標高2450m)の手前で私の足に痙攣が起きてしまい、この時点で急遽登山中止の判断をした。この様に2024年は登山に関してフラストレーションの貯まる一年であったが、今回やっと山頂までの登山ができた。
今回登山を実施した馬場島の中山周回のコースをFig.1に示す。周回コースの距離5.1km, 上りの標高差は578m、下り標高差は577m。
Fig.1.中山(標高1255m)周回コース
周回コースタイム: 山行 4:28 休憩 1:09 合計 5:37
Start 地点: 馬場島荘 06:48
馬場島橋登山口 06:49
五本杉の平 08:42
中山山頂 09:15 (1時間09分間滞在)
鞍部 10:45
中山東小糸登山口 11:58
Goal地点:馬場島荘 12:25
中山山頂からの剱岳と北方稜線の写真をFig.2に示します。
Fig.2 中山山頂からの剱岳と北方稜線の眺望。北方稜線の主な頭(尾根)名と窓(鞍部)名を表示してある。北方稜線は初めて見る稜線であり、その険しさ、特に通称マッチ箱と呼ばれる小窓頭に感激した。北方稜線ルートは一般登山道では無く上級者用のバリエーションルートであり、見るからに険しそうで迫力があった。
中山山頂には登り始めて2時間程で午前9時15分に到着した。山頂で剱岳を背景に3人で記念撮影した写真がFig.3である。
Fig.3. 中山山頂(標高1255m)での記念撮影写真。剱岳と初めて見る北方稜線の迫力に圧倒された。
登山後に早月川に掛かる伊折橋に剱岳のViewing Pointがあったので、そこからの絶景をFig.4に示す。
Fig.4. 伊折橋からの早月川と剱岳と剱御前の眺望。中山は写真の中央部に見えている。穂高連峰を望む梓川の清流に負けていないと思った。
Fig.5. 山名同定の為に作成した伊折橋からの剱岳とその周辺の3次元鳥瞰図(カシバード3dにより作成)。