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ウォーキングと野鳥撮影メモ

ハイキングやウォーキング途中で見つけた野鳥をズーム付きのコンデジ(コンパクト・デジタルカメラ)にて撮影を試み始めた。ズーム付きのコンデジ(Sony DSC-HX400V: 50倍光学ズームレンズ付き、重さ660g)を入手し、これをウォーキングに持参して出会う野鳥を撮影することを新しい趣味にしようと思い立った。その切っ掛けは、私の高校同級生で、札幌市に住んで居るメール友達のF氏がウォーキングの途中に出会う野鳥やリス等の写真を添付してメール仲間に報告してくれる。アカゲラ、シジュウカラなどの野鳥写真が素晴らしいので、どの様に撮影しているのか聞いたら、ズーム付きのコンデジで撮影しているとのことだった。彼に啓発され、私もズーム付きのコンデジで野鳥写真を撮って見たいと思い立った次第である。

ズーム付きのコンデジとして次の3機種を検討した。Nikon Coolpix P1000, Canon SX70 HX, Sony DSC-HX400Vでいずれも液晶Monitorだけでなく、電子View Finder が付いている機種である。幸いな事に、近くのK’s電気で3機種とも実機を確認できた。P1000は光学倍率125倍、操作性も良かったが重さが1.475kgと一番重く毎回のウオーキングに持参するのは無理と判断し選択から外した。Canon SX70 HXは総重量は610gと軽く、光学ズーム倍率も65倍と高く、とても魅力的だった。しかし、実際にView Finderで覗くと対象物が不安定に揺れ焦点が中々合わないので、手ブレ補正に問題があると判断した。手ブレ補正が安定していて、対象物の焦点合わせが容易だったSony のDSC-400Vを最終的に購入した。これでスタートして試行錯誤してみる事にした。

 

Fig.1は最初に野々市市中央公園に行き、初めてテスト撮影したヒヨドリの写真(2021/01/31撮影)です。

 

今までは、双眼鏡にアダプター取り付けて iphone で野鳥撮影を試みたが、双眼鏡の焦点合わせの間に、鳥はどこか遠くに去り、野鳥撮影は上手くいかなかった。双眼鏡とiphoneの組み合わせでは、動きの遅いカルガモやマガモの様な水鳥しか撮影できなかった。Fig.1が示す様に、高倍率ズーム付きコンデジによる野鳥写真には臨場感があり、感激である。

しかし、野鳥の撮影は当初想定してたより遥かに難しいことも同時に理解した。

① まず、野鳥を写真撮影するには、ウォーキング途中で野鳥と出会う必要があること。

② 野鳥は音に敏感で、足音が近づくと遠くに逃げてしまう。30m以内に近づくと逃げてしまう。運良く逃げずにいても、開けた場所からカメラを向けると逃げてしまう。野鳥の警戒心を避ける為、物陰など利用してカメラを向ける必要がある。

③ 野鳥に遭遇出来ても、与えられた瞬間の位置、光の方向、カメラの方向で撮影しなければならないこと。Fig.1の様に、野鳥の顔の向きがカメラとは反対になっている場合が多い。

④ キレイな野鳥写真の撮影には撮影者が望む撮影条件を設定して、そこに野鳥がやって来るのを待つことが必要であり、そのためには野鳥を観察し行動パターンを把握して、その上で撮影条件の良い撮影位置を設定する必要がある。

この④の撮影条件を満足させるため、テストケースとして庭に花置き台を設置し、小皿にチーズの破片を入れて5m位離れた所に三脚を立ててカメラを設置し、隠れて野鳥がやって来るのを待った。それほど待たずにヒヨドリが飛来した。チーズ破片が大きかった為、飛来したヒヨドリはチーズを食べるのに苦労していた。しかし、ビデオ撮影実験は成功だった。

 

Fig.2. チーズを食べに来たヒヨドリのビデオ映像(2021/01/31撮影)。

 

今後、カメラの使い方を習熟し、野鳥撮影のチャンスを逃さない様にしたい。今回の野鳥撮影実験は先ず先ずの結果を得たと思う。

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